2.5次元のつぶやき

ブログという名の公開処刑です。漫画家志望(切実)( `・∀・´)ノヨロシク

【映画】ジョーカー






映画『ジョーカー』本予告【HD】2019年10月4日(金)公開


※このブログは「ネタバレ」の内容が含まれます。


 予めご了承ください。



【結論から言えば】時代が違えばただのやばいやつ


 なんでも 英国アカデミー賞では11部門でノミネートされているという。


私としては納得の結果だった。


しかしこの作品を見た人からは賛否両論だという。


それは何なのか?社会に与える影響?暴力的をあおるような演出?


確かにどちらもある。


しかし、お笑い芸人の多くから聞かれた言葉は「正直笑えない。」


というものだった。





      二分する「笑い」に対する「思い」



 一般の方の多くが冒頭からいきなり道化の格好で歩道で楽器店の閉店セールの


看板をもって宣伝するという仕事をしていた。


しかし悪ガキたちに看板を奪われ後を追う路地裏に誘い込まれ看板をへし折られ


しかもボールのようにけられてしまう。


そんなオープニングから始まる今までのアメコミヒーローいや悪役だってこんな


みじめで悲惨な状態のキャラクターがいただろうか?


対するバッドマンは確かに幼少期に強盗(?)に両親を殺されてしまう。


そこだけ聞くとバッドマンだってかわいそうやん。と思うかもしれない。


しかしこのバッドマンは裕福な家に生まれていてどのくらいかというと


「ダークナイト」でもあったが、武装した車地の果てまでも走っていけそうな


「アキラ」の「金田のバイク」のように近未来的でごついがスタイリッシュなバイクを


乗り回している。




ダークナイト 映画予告編





かたや貧しく体の弱い母親と頭に衝撃を幼少期受けその後遺症に苦しみつつ、


(意図せず笑いがこみ上げる)


密かにスタンディングコメディアンを夢見る「アーサー」がなぜ悪に落ちたのか?


というのを本作では描いているが一部の方からは今までのアメコミとは違う!


普通にヒューマンドキュメンタリーとしての完成度が高い。と多くの映画ファンの心を


鷲掴みにしたのである。


でもその一方で「これってどうなん?」みたいな話も出たのも確かである。




    悪は作られるのではないひきだされるのだ。



 ダークナイトでは既に悪として完成された。「ジョーカー」が登場するのだが


そこには今までの「バッドマンシリーズ」とは明らかに違う「ジョーカー」が


存在した。


演技ではなくもともとこんな性格でおふざけというより本気で自分にとって理想の


世の中にしたいとテロを起こす、そんな姿に自分と姿を重ねる人も多く共感をよんだ


バッドマンはゴッサムシティの平和を脅かす因子を取り除くために動くいうなれば


風紀委員みたいな存在で「ジョーカー」はそんな風紀委員に絡む不良だが安っぽい


チンピラではなく言っていることは実は多くの人が不満として持っている事を


無理なくしかし挑発的に訴えかける。


「ジョーカー」は実は一度つかまり、取り締まりをうけるがここでの


「バッドマン」との掛け合いが今でも動画上ではわだいになっている。


度重なる「ジョーカー」の煽りに最終的には「バッドマン」はぶちぎれるのだ。









 ここで初めて「主人公以上に魅力的な悪」がアメコミにおいて人気が出たのである。


ここで気になるのは何故彼がこんな風になったのか彼のおいたちがきになる。


で上記のような内容で見ていてつらいと感じる人たちの意見が出てきたのだ。


(実はこれ以外にも彼を追い込むトラブルがあるがそれはぜひDVD・Blu-rayで


確認してほしい)


それが何を隠そう彼と同じ「お笑い業界」である。








しかも「売れていないお笑い芸人」ではなく「売れているベテラン・大物お笑い芸人」


がである。


「伊集院光」は「見ていてしんどい」とコメントし、「明石家さんま」は


「俺の好きなジョーカーはこんなんじゃない。正直笑えない。」とコメントしている。


そしてその反応は「そうだろうな」と思った。


この二人に共通しているのは若くしてお笑い業界で活躍しているということだ。


下積みが長く気苦労が多いと彼のようなチャンスどころか気苦労の絶えない人生を


送っている。


そしてそんな人が今の世の中多いことを示す形になったのだ。




悲惨さ共感度  ★★★★★


演技に思えない度  ★★★★★


笑えない度(人による) ★★★★★




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予めご了承ください。)