2.5次元のつぶやき

ブログという名の公開処刑です。漫画家志望(切実)( `・∀・´)ノヨロシク

【映画】スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け





「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」特報



【結論からいうと】


  神話からラノベに変換した JJ.エイブラムスの狙いはオタク??





※このブログは一部【ネタバレ注意】な内容を含みます。まだな方は観てから読み進めるのを強くお勧めします。




   
  SFでもアクションものでも大事な要素の一つに「悪役が魅力的」というのがある。


内容にもよるけど時と状況によってはヒーロー、ヒロインより魅力的じゃないと


いけないと思うんです。


JJエイブラムス監督作品って【スタートレック】でもそうなんですが青春物としては完成


度が高いのですがSF要素が少ないですし、青春物としてはまぁまぁ面白いですけど


これといってピンチな場面(見ている人が軽く引くぐらい)ってなかったんですよ。


少年漫画でも同じことがいえるのですが話の核としてどれだけ主人公が追い込まれ


(ピンチな状態)を挽回できるかが見所になってきます。


スターウォーズでもそうなんですがあんまり主人公が追い詰められている感は今回なかっ


たように思います。


むしろ主人公にとって都合のいいように物事が進み見てて全然ハラハラしません。



フォースの力がなくてもこの物語のエンディングがみえた観客は多かったのではないでし


ょうか?




 ジョージルーカス監督時代はドキドキ感と爽快感のバランスも丁度良かったです。


先もなかなか読めませんし、タイトル通り戦争感も出てました。


しかし今回のカイロレンは彼一人だと正直脅威になりません。


暗黒面に落ちた時もちょっと無理がありましたし、引きこもりがちのいい年した引きこも


りの息子を部屋から引きずり出そうとして刺された感はありますね。


もっと自分の身の上を恨み観客にも同情される要素がほしかったです。


カイロレンがレイに怒りをむき出しにする要素というか理由もほとんどありませんし


今の独裁国家の将軍様かいきりオタクに通じるものがあって正直こじつけやろ。


と突っ込まずにはいられませんでした。


組織によって無理やり作られた悪感があって主人公側かダークサイドかお前はどっちか?


みたいな話ができないくらい魅力にかけてました。




スティーブン・スピルバーグとJ.J.エイブラムスの真実



   実はこの2人親子ではないかとささやかれています。あくまでも噂ですが


たしかによく似ている。


もしこの噂が本当なら非常に言葉が悪いのですが 二代目によくある、


恵まれた環境、自分を支える仲間たち、脅威になるものはすべて父親に


取り除かれた。いわゆる 優しい世界 でぬくぬく育ったとしたら…?


そりゃあ暗黒面に堕ちる人間の気持ちはわからないのかもしれない。


作品の内容に戻るが要は全ての元凶である「シス」って奴の首を取れば


終わりだが特に何の苦労もせず最後やってのける。


「シス」は初め「レイ」の若いエネルギーを欲していてレイもなぜかそれに同意。


ガンガン若い力を吸われる大ピンチのところに改心した「カイロ・レン」が登場!


Gガンダム並みに二人力を合わせて倒す。


(キスシーンとかあるけど兄妹じゃなかったっけ?この二人)


てっきり私の予想では元兵士である「フィン」って黒人と結ばれるとばかり思っていま


した。


やはり第二次世界大戦直後(くらいに)生まれた父とイケイケの時代に青春を


おうがした息子とでは悲壮感の表現がいまいちでした。


これからはもっと主人公に苦労させてほしいです。










作品のテンポ   ★★★★★


ラノベ感     ★★★


ピンチ度     ★




この【大人の映画感想文】は毎週金曜日投稿予定です。(変更される可能性があります)


Twitter⇒@asadayuu5050 をフォローしていただくと大変便利です。