2.5次元のつぶやき

ブログという名の公開処刑です。漫画家志望(切実)( `・∀・´)ノヨロシク

【マンガ読書感想文】アル中ワンダーランド

 皆さんは マンガを買う時何を基準にして買いますか? 絵柄?内容?帯に書かれた

コメント?・・・まさか ペンネーム?

まぁ、めったにないでしょう。そう思っていた時期が私にもありました。

2015年4月9日までは・・・。

彼女の名前は【まんしゅうきつこ】いっときますか 満州木津子ではありません。

元は【まん臭きつ子】で今よりさらにインパクトのある、ペンネームだったようです。


 ここまで吹っ切れた名前も珍しいと 物珍しさに彼女のブログに足を運ばせる。

というわけです。

・・・羨ましい・・・。こんな羨ましい話がありますか?名前のインパクトだけで

ここまで人から注目され形はどうあれ作品を見てもらえる。

・・・え?こんな売れ方してもうれしくない?そういえるあなたは、まだまだ余裕が

あります。私ぐらいの歳になってくると もう売れ方なんてどうでもよくなります。

注目されさえすれば後ははどうにでもなるんです。


 肝心な内容ですが、私は、書店のコミックエッセイのコーナーで平積み立ち読みOK

な状態だったので、物は試しと軽い気持ちで読み始めたんです。

すると 読み進めるてが止まんなくなって気が付けば最終のページまで一気に読んで

しましました。


 後程【失踪日記2アル中病棟】でも(いつ記事描くかわかんないけど】触れたいと思いますが 不謹慎かもしれませんがこの手のネタは 正直笑えます。

同じ下品なら【ろくでなし子】もいますが、同じドキュメンタリーなのになぜ彼女は

ダメなのか?私なりに考えてみました。


 下ネタでも、ブラックユーモアでも、フツーのジョークでも、基本笑えなければ

世の中に認めてもらえない。というのがあります。

え?そんな事当たり前だって?それが意外と難しい。

私も時事ネタを挟んだギャグ漫画を描いています。(まだご覧になってない方は

バックナンバーをたどってご覧ください)

どこまで許されんだろう?しかしそんな事はこちらが決める事じゃなくて読者が

決める事じゃない?うければ、まぁ、良しとしよう!みたいな駆け引きがあるんです。

そして、【ろくでなし子】さんはその駆け引きに負けた。ウケるどころかドン引きされた。それだけのことです。(何様なんだよ、私は。)


 二つ目は、これを言っちゃうともう身も蓋もないんですが、言っても【まんしゅうきつこ】さんは美人なんですよ。そんな彼女が人として最低なペンネームを付けた日には

まわりが放っておきません。「どんな人なの?」「一度会ってみたーい!」となるわけです。しかしこれは、美人だからこそ許されることであって、ブサイクや普通の人では

「あっ・・・。へぇ・・・。そう・・・。」みたいなビミョーな空気になるんです。

皆このギャップに注目しているわけです。そして時の人となり、みんなが彼女を応援するという感じになったのです。


 長くなりましたが、ブログのネタにつまり廃人寸前までいって復帰するまでが実に生々しく描かれています。面白いのでまだの方は是非!