【マンガ読書感想文】宮崎夏次郎系
本当はひな祭りにちなんで【童貞女子会へようこそ!】の読書感想文を書こうとしましたが、内容が 色々収集癖(コレクターというべきか?)のある作者と アイドルオタク
ジャニおた、腐女子、コスプレイヤーにハマっている女子たちがオタ活をがんばっていて
それなりに楽しんでいるよー。みたいな内容で中身はいたって健全で思ったよりも
低刺激なので、あんま書くことないなぁ。と思ってやめました。(オイ!)
そんなわけで(このあと紹介しにくいわ!)今回は【宮崎夏次郎系】で行ってみようと思います。
なぜ作品名じゃないのか・・・。それは、もはやこの方のペンネームが一つのジャンルとなっているからです。(たぶん本人もそのつもりで系としたのでしょう)
モーニングをよく立ち読みしている割にはそういえばこの方の作品は、読んでないなぁ。
というか、失礼な話単行本になって初めてこの方の作品というものを知って、単純に
表紙に描かれている女の子が可愛いな、と思い買ってみたんです。
感想はとにかくシュール!しりあがり寿の世界観とタイの漫画家 タムくんこそ ウィスト・ポン二ミットさんの絵柄に通じるものがあって 昭和の香りが漂う懐かしい感じがして、平成生まれの方からすれば、全く新しい感じの作品です。
(ガロに載っていそうな感じと言っても伝わりにくいだろうな)
だから、私よりも年上だろうなと勝手に思い込んでいましたが、まさかの年下!
腰ぬかしそうになりましたよ。
これを書いている今はスランプを(おそらく)脱していますが、ちょっと前まで
(何故こんな書き方かと言うと記事をまとめて書いて予約投稿しているからです。)
全然気持ち的に作品に向かおうという気になれず(プライベートで色々あって疲れてまして】約1カ月ほどくすぶってまして、創作活動が滞っていました。
そんななかで、この方の作品に出会って、最初は【夕方までには帰るよ】新興宗教に
ハマった両親と独り暮らしなんだけど色々あって引きこもってしまった姉を救出すべく
アパートにのりこむ色々救われない系の不憫な主人公と自分を重ね合わせて、考えさせられる作品となりました。
【僕は問題ありません】は問題だらけな不器用な人々の日常をちょっと変わった目線で
描いている現代版おとぎ話で、いま日本の若者の抱えている問題や苦悩を非日常的な設定に(SFやファンタジー)当てはめ話がまとめられてます。
最後に【HolyTown(ホーリータウン)】はあまりにもぶっ飛んだ内容なので
流石の私もついていけませんwww
上記の上二つはほかの人に内容を説明しろ。と言われたら説明できますけど、この作品は
言葉では説明できないほど奇想天外(よく言えば自由度の高い、芸術性の高い)作品
なんですよ。としか言えません。でもこの作品の中で印象に残っているセリフがあって
小説を書いている少年におじさんが「そりゃあ書くのがつらい時もある肝心なのは 途中で投げ出さないことだ」と言っているシーンがあって、なんだかそれが自分に言われている気がして、確かにそうかもな・・・。と思いました。
あ・・・【変身のニュース】がまだですがこれが公表される頃には読む予定です。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。