2.5次元のつぶやき

ブログという名の公開処刑です。漫画家志望(切実)( `・∀・´)ノヨロシク

【マンガ読書感想文】ジャンプ黄金期1

 最近ジャンプ読まなくなったなぁ・・・。歳を重ねるにつれ 食べ物や服装などの

好みが変わっていくように ひょっとしたらマンガの好みも変わってきたのかも

それは精神的に成長してきていることを素直に喜ぶべきなのか?

しかしそれは同時に何とも言えない切ない気持ちにさせられたりもした。

昔はよかった。昔に帰りたい。いや・・・昔は昔で大変で生きにくくって、早く大人に

なりたいと思っていたけど、私が学生時代、マンガは今より特別で、キラキラしていて

エネルギーが満ち溢れていた。

実際私は外で戦い、疲れ切って家に帰ったきてもマンガやアニメを見れば元気と勇気を

もらい、また明日から頑張ろう。という気になったもんだ。

今読んでいるマンガはいずれも気分転換にはなるものの、人生観を変えてしまうほどの

影響力はない。

 そういう意味では「昔のほうがマンガは面白かったかも・・・」と思っても仕方ない。


 その代表格が【週刊少年ジャンプ】であり、私の漫画家を志そうと思ったきっかけにもなった。

その時の代表的な作品(あくまで私の独断と偏見で選んだ)を紹介したい。



【すごいよ!マサルさん】


 うすた京介先生の作品と言えば、記憶に新しいのは、「ピューと吹くジャガー」

かもしれない。

音楽の専門学校に通う個性的な生徒とフエ課講師ジャガーさんとの日常(非日常?)

を描いている。この作品も充分面白いのだが、これを上回る作品が、彼のデビュー作

でもある、【すごいよ!マサルさん】である。

ジャンプには、あるジンクスが存在する。それは、ギャグマンガがなかなか定着しにくい

というものである。一代ムーヴメントが起きたとしてもいわゆる。記憶に残る

名作ギャグマンガはなかなかジャンプ上では育ちにくい。

シリアス漫画の対策の陰に隠れて目立ちにくいというのがあった。

私の記憶が確かなら、長期連載しているのは【こち亀】ぐらいである。

そんな、ギャグマンガ不毛地帯である、(不毛は言い過ぎ?)ジャンプに新星の

ごとく現れたのがこの【すごいよ!マサルさん】であり、連載当初から見ている私は、

今でいうところの 「腹筋崩壊」「お茶をふいたww」「こんなん草生えるわww」

状態。軽い呼吸困難になる。それくらい当時は面白かった。

学園が舞台でありながら、その大半は課外授業(いや・・・正しくは、部活動かな?)

グレイ星人やメソという謎の生物を巻き込み超人的な能力を秘めた主人公マサルさんが

大暴れする、ギャグマンガである。

説明したところで、この作品の良さはたぶん全然伝わっていないと思う。とにかく、

黄色い看板のお店で立ち読みでもいいから、一度読んでもらいたい、作品である。