2.5次元のつぶやき

ブログという名の公開処刑です。漫画家志望(切実)( `・∀・´)ノヨロシク

【アニメ感想文】スタジオジブリ作品(3)

 MacBookProが欲しくてたまらない私です。

さて今回は予告通り高畑勲監督作品との比較です。と言ってもあくまで個人の意見ですが、最後までお付き合いいただけると幸いです。


 いきなりですが、宮崎監督と高畑監督がお互い良きライバルなのは有名な話ですよね。

なんとなくお互いの作品を見比べるとわかります。

私が最初に彼の作品に触れたのは小学校のころ道徳の時間教材としてです。

意外な感じがするかもしれませんが、当時図書室には【はだしのゲン】も置かれてましたし、戦後の日本を知る意味では、マンガやアニメなどのコンテンツは小学生にもわかりやすくとっつきやすいのかもしれません。


 話を高畑監督作品に戻しますがこの後に見たのが【平成狸合戦ぽんぽこ】なわけです。

前回【もののけ姫】で自然と人間との共存がテーマになっていたわけですが、ぽんぽこはそれよりも早く子供にもわかりやすく教えてくれたわけです。

しかもアニメとしての面白さを損なうわけでもなく説教じみたわけでもなく最後まで

楽しんでみた記憶があります。

でもこの作品はどちらかと言えばファンタジーの部類に入り、彼の作品の魅力はどちらかと言えばドキュメンタリー作品のほうが発揮されているような気がするのです。

(いつにもまして上から目線だぞ!)


 リアルなんですよ高畑作品は、話の内容も女性像も経験に基づいてかなぁ。。。

女性目線から見て「そういう事あるある」みたいなことがあって男性なのによくそんなことわかるなぁ。と感心することがあるんです。

特にそれを感じたのは【かぐや姫の物語】で思春期の少女の揺れ動く心を分かりやすく絵が描かれていました。

同じ女性像でも宮崎作品はどちらかというとこうであってほしいという理想に近く、

性格が良すぎる部分がありますが、高畑作品は「醜い部分を含めて人間なんだよ」と

語り掛ける様に作品が展開されるので余計に共感できるのかもしれません。



映画 平成狸合戦ぽんぽこ CM 1994年


火垂るの墓・アニメ版・予告編


【ジブリ】かぐや姫の物語 最新予告ノーカット版 / \"Kaguya-Hime no Monogatari\" Full Trailer(The Tale of Princess Kaguya)